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第7回 関々定期戦

日時:昭和25年11月5日
於キタノガーデン

 

終戦後ふたたび復活された関大関学の拳法定期戦は、大阪日日新聞社後援の下に愈々充実を見せ 今秋はその第七回を迎えることとなった。現在関大は部員約八十名、関学は約五十名を擁しており、 今までの戦績は両学とも三勝三敗全く好敵手である。選手は各二〇名の有段者で、去る十一月五日 午後一時より梅田キタノガーデンの特設試合場でその第七回が挙行された。(中略)試合方法は三本勝負 で時間は五分間、勝ち抜いた場合 次の者との試合の間に一分間の休憩を与えることになっている。 試合場は四間四方に四本柱を立てて綱をはりめぐらしたもの(拳闘のリングを真似たようであるが 吾々としては日本古代相撲場に准つたものである)。
主将鷲尾和秀三段、平田次郎二段、大竹龍男二段、川口博二段等の関西学院大学軍に対して、主将菊地一晴三段、 森正十之三段、那須英友二段、辻見重行二段の関西大学軍が今村峯雄二段の五人抜きも有り、 大将以下三名を残して19勝16敗1分で勝ち、対戦成績を関西大学四勝、関西学院大学三勝とした。

 

 

 

 

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