平成15年度活動報告
監督 杉岡 康義
主将 山下 博一
主務 岡部 聖
卒業部員
浦野晃弘 / 高橋孝介 / 藤原隆行 / 戸田泰敬 / 迫 剛 / 藤盛元雄
第16回 日本拳法全国大学選抜選手権大会ー優勝
日時: 平成15年6月1日
場所:早稲田大学記念会堂
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一回戦 関学4-1で岡山商科大に勝利
二回戦 関学5-0で大阪体育大に勝利
三回戦 関学5-0で立命大に勝利
準決勝 関学3-2で明治大に勝利
決勝戦 関学3-2で龍谷大に勝ち優勝
準決勝戦 関西学院大学 明治大学藤城 三段 <面突き・面突き> ○ーX中栄 二段 岡部 二段 <胴蹴り> X-○<面突き・面突き> 近藤 二段 秋葉 三段 <押さえ面膝・胴蹴り> ○ーX石切山 初段 大里 四段 <胴突き・面突き> ○ーX下田 三段 山下 三段 <面蹴り> X-○<胴蹴り・面突き> 後藤 二段 3勝2敗で関学勝利
決勝戦 関西学院大学 龍谷大学藤城 三段 胴蹴り、胴蹴り ○ーX西光 三段 山下 三段 X-○梅野 三段 大里 四段 ○ーX片 三段 秋葉 三段 ○ーX岩尾 三段 岡部 二段 X-○山口 四段 3勝2敗で関西学院大学優勝
決勝戦、対する相手は名門龍谷大。この大事な一戦で先峰を任されたのは藤城 剛(文三)であった。開始から30秒、試合が動く。相手が面突きを放ち生まれたスキを藤城は見逃さなかった。胴に鋭い蹴りを入れ一本。しかし龍谷大も負けじとすぐさま取り返し同点―。
この緊迫した場面に彼は集中力を研ぎ澄ます。仕切り直しからわずか3秒、藤城の胴蹴りと相手の左面突きが交錯。藤城の胴蹴りの方が一瞬早く、審判の旗は藤城に挙がった。次峰の主将・山下博一(商4)は先手を取るが逆転負けを喫し、中堅大里に託す。「一番安心でき、魅せる試合をしてくれる」と山下が語るように、大里の拳法はまさに圧巻の一言。敵の動きを見極め、一撃。少ない手数で早々と2本を奪い、格の違いを見せつけた。
2対1.あと1勝すれば日本一。ここで個人全日3位の快挙を遂げた秋葉晴臣(社二)が決戦の場に立った。自分のスタイルを貫き、序盤から攻め立てる。一本取った後もさらにたたみかけ、相手が怯んだところを掴みこんだ。体制が崩れ、チャンスと見るや顔面に一閃!誰の目から見ても明らかな一本。場外にいた部員達も喜びのあまり飛び上がった。20年近く想い描いていた悲願が実った一瞬であった。(関学スポーツ 2003年6月23日号外より抜粋)
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